「不倫調査って高そうだけど、実際いくらかかるの?」――そう思って検索してきたあなた、正解です。探偵への依頼は決して安くはありませんが、事前に“料金の相場と内訳”を知っておくことで、損せず・騙されずに依頼できるかどうかが決まると言っても過言ではありません。
ここでは、不倫調査の料金相場を主要な料金体系別にわかりやすく比較しながら、それぞれのメリット・注意点も解説していきます。あなたにとって無理のない、納得できる依頼方法を見つける参考にしてください。
不倫調査の料金体系は大きく3種類
探偵事務所の不倫調査料金は、主に以下の3つの形式で設定されています。
- 時間制プラン(1時間あたり○○円)
- パックプラン(○時間で○万円)
- 成功報酬プラン(証拠取得で○○万円)
それぞれに相場と特徴があるので、順に見ていきましょう。
① 時間制プラン:1時間あたりの単価で計算
● 相場目安
1時間あたり 7,000円~20,000円(調査員2名体制が基本)
たとえば10時間調査すると、7万円〜20万円程度+諸経費が発生します。尾行・張り込みの技術力に応じて料金が異なり、経験豊富な事務所ほど高めに設定されていることが多いです。
● 向いている人
- 「この日だけ怪しい」と日時が限定できる人
- 調査時間をピンポイントで絞れる人
● 注意点
時間が伸びた分だけ費用が増えるので、行動パターンが読めない相手には不向きです。また、深夜や祝日は割増になる場合もあるので、契約前に確認を。
② パックプラン:まとまった時間で割安になる
● 相場目安
20時間パックで 30万〜60万円前後が主流。
40時間パックだと 60万〜90万円程度が目安です。
調査時間が多くなるほど1時間あたりの単価が下がるため、**「ある程度行動パターンは読めてきたが、確実な証拠がほしい」**という人に向いています。
● 向いている人
- 行動時間帯が読めない相手
- 確実に複数回の証拠を押さえたい人
- 弁護士から「複数回の不貞証拠が必要」と言われている人
● 注意点
使い切れなかった時間は返金されないことが多いため、必要時間の見積もりが適切かを事前に探偵とよく話し合うことが大切です。
③ 成功報酬プラン:証拠が取れたら支払う
● 相場目安
成功時の支払い額は 20万〜80万円が主流。
中には「調査費+成功報酬」と分かれている場合もあります。
「証拠が取れなければ費用ゼロ」とうたっている事務所もありますが、実際には“着手金”や“諸経費”が別途かかるケースが多いため、完全成功報酬かどうかは要確認です。
● 向いている人
- 費用の無駄を避けたい人
- 「証拠が取れないのに払いたくない」という人
● 注意点
どこまでが「成功」とみなされるのか、契約書に定義が明記されているかを必ずチェックしましょう。成功の定義が曖昧だと、トラブルになるケースもあります。
+αでかかる「別途費用」も要注意
不倫調査では、基本料金のほかにも以下のような費用が発生します。
- 車両費・交通費・ガソリン代
- 宿泊費(遠方の場合)
- 機材使用料(暗視カメラ・GPSなど)
- 報告書作成費
- 調査延長時の追加料金
これらは見積もり時に“含まれているかどうか”を必ず確認してください。安さをアピールする業者ほど、後から高額なオプション費用を請求してくるケースもあります。
【料金比較】3社の相場シミュレーション例
探偵社 | プラン形式 | 総額目安 | 備考 |
---|---|---|---|
A社 | 時間制(15時間) | 約25万円 | 平均的な地域密着型事務所 |
B社 | パック(20時間) | 約40万円 | 都市部で実績豊富な大手 |
C社 | 成功報酬型 | 約55万円 | 証拠取得1回で支払い発生 |
※いずれも調査員2名体制・交通費込みの目安です。地域や案件によって差があります。
まとめ:安さより「費用対効果」で選ぶのが正解
不倫調査は、「高い=良い」とも「安い=お得」とも限りません。あなたの状況に合ったプランか、成果とコストのバランスが取れているかが一番大切です。
調査日が特定できるなら時間制、行動パターンが読みにくいならパック制、リスクを避けたいなら成功報酬――それぞれにメリット・デメリットがあるので、探偵とよく相談した上で納得のいく契約を結びましょう。
そして、複数社の無料見積もりを取り、比較してから判断することが成功への第一歩です。焦らず、でも確実に真実へと近づける選択をしてください。