探偵の複数社見積りに大差が出る理由とは?

「同じ調査内容を依頼したのに、探偵社ごとに見積り額が全然違う…」と驚いた経験はありませんか?実は、それにはいくつか明確な理由があるんです。知らずに高額な契約をしてしまわないためにも、ここでその仕組みをしっかり押さえておいてくださいね。

見積りに差が出るのは“料金体系”が違うから

探偵社ごとに料金の出し方が異なるのが、見積りに大きな差が出る一番の原因です。

ある会社は「1時間〇円の時間単価制」、別の会社は「パック料金(例:10時間10万円)」というように、同じ時間でも計算方法が違うんですね。

さらに「成功報酬型」や「着手金+成果報酬型」などもあり、パッと見では安く感じても、後から追加費用が発生するケースも珍しくありません

人員数や機材の質によってコストが変わる

たとえば浮気調査の張り込み1つとっても、「調査員1人」で動くのか「2人以上」で交代制にするのかで費用は大きく変わります。

また、暗視カメラや高性能な撮影機器、GPSなどを使う場合、それらのレンタル料や機材の維持コストも見積りに反映されます。

つまり、ある探偵社が他より高いのは、ただ「高く設定している」わけではなく、より万全な体制で動くことを想定している可能性があるんです。

調査時間の見積もりが甘いか厳密かで差が出る

見積りのときに「これなら数時間で終わると思いますよ」と楽観的に言ってくる会社と、「最低でも3日はかかるかもしれません」と慎重に言う会社では、当然ながら費用感がまったく変わりますよね。

ここで重要なのは、甘い見積り=安く済むとは限らないということ。

実際に調査が長引いてしまうと、追加料金がどんどん上乗せされて、結局一番高くついてしまうなんてこともあります。

会社の規模・広告費・事務コストも反映されている

大手の探偵事務所は信頼感がありますが、そのぶん事務所家賃・人件費・広告費なども多くかかっています。

その分、見積りに上乗せされる傾向があり、小規模な個人探偵社より割高に見えることがあるんですね。

とはいえ、安い=良いとは限りません。会社規模が大きいぶん、調査報告書のクオリティやトラブル対応の手厚さは上回ることが多いのも事実です。

適正価格を見極めるには“内容の内訳”に注目を

見積りを比べるときは、金額そのものよりも、その中に何が含まれているのかをよく確認してください。

たとえば、調査報告書の作成費、撮影データの提供、車両費、交通費、調査中の進捗連絡などが料金に含まれているか別料金かで、総額が変わってきます

きちんとした探偵社は、見積り書の中でそれぞれの内訳を明確にしてくれるはずですよ。

安さを重視するなら「調査目的を明確に」

費用をなるべく抑えたいなら、まずは「調査で何を得たいか」を明確にしておきましょう。

たとえば「裁判で使える証拠写真が1枚あればいい」のか、「行動パターンを1週間把握したい」のかで、必要な調査内容が全然変わってきます

目的をしっかり伝えることで、探偵社側もムダを省いたプランを提案しやすくなり、無駄な見積りのブレを減らすことができるんです。

まとめ:安さだけで決めないことが失敗防止の鍵

複数社の見積りに大きな差があるのは、「調査の質」「体制」「料金体系」「想定時間」などがそれぞれ違うからです。

一番安いところが必ずしも最適とは限らないので、見積書の内訳をよく比較し、あなたの目的に合った内容かどうかを重視して選びましょう

そのうえで、不明点はどんどん質問して、誠実に説明してくれる探偵社こそ、安心して任せられるパートナーになりますよ。

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