探偵に調査を依頼したとき、「いまどんな調査が行われてるの?」「ちゃんと進んでるの?」と、気になりますよね。
あなたのお金と信頼を預けている以上、調査の進行状況が適切に報告されるかどうかは、安心して任せられるかを左右する大きなポイントです。
結論から言うと、報告の頻度や方法は探偵事務所によって異なりますが、基本的には“調査のたびに”進捗連絡があるのが一般的です。
基本は「調査終了ごとに1回」の報告スタイルが多い
多くの探偵事務所では、1回の調査(1日または数時間単位)が終わるごとに、その都度の報告をしてくれます。
たとえば、「6月10日19時から22時まで、対象者の尾行を実施→立ち寄り先は〇〇カフェと××ホテル」といった具体的な行動内容が簡潔にまとめられた報告が届くイメージです。
この報告は、電話・LINE・メールなど、あなたの希望する方法で連絡してくれるケースがほとんどです。
リアルタイム報告に対応してくれる探偵もある
調査の性質によっては、現場からリアルタイムで進捗を共有してくれる探偵事務所もあります。
たとえば、「今、対象者が女性と会って食事に入りました」「このあとホテルへ向かいそうです」といったタイミングで連絡がくるケースも。
こうしたリアルタイム報告のメリットは、調査の続行や延長をすぐに判断できること。たとえば、「証拠が取れそうだから延長してほしい」といった柔軟な指示が出せます。
ただし、調査員の集中力を保つために、連絡は必要最低限に留める方針の探偵も多いので、リアルタイム報告を希望する場合は契約前に確認しておくのがベストです。
長期調査の場合は「中間報告」と「最終報告」に分かれることも
浮気調査や素行調査が複数日間に及ぶ場合、全体の途中で「中間報告」が1~2回入るスタイルもよくあります。
中間報告では、「今までのところでこのような行動が確認されています」「次の調査はこの方向性で進めます」といった形で、現時点の成果と今後の調査方針が伝えられることが多いです。
最終的には、報告書という正式な資料に写真や時系列の行動記録などがまとめられて納品されます。
報告頻度の目安まとめ
調査期間の長さ | 主な報告のタイミング | 形式 |
---|---|---|
数時間〜1日 | 調査終了ごとに報告 | LINE/電話/メールなど |
数日〜1週間以上 | 中間報告+最終報告 | 電話+文書 or PDF報告書 |
特別な希望がある | リアルタイム連絡あり | LINEや電話(要事前相談) |
調査報告がない・遅い探偵は不安要素
残念ながら、すべての探偵事務所が丁寧な報告をしてくれるとは限りません。中には、「依頼後、何の連絡もなく調査終了まで放置された」「報告書が届くまで2週間以上かかった」というような声もあります。
調査報告が遅い=調査の質が低いわけではありませんが、依頼者の不安を放置するような対応は信頼関係を損ねるものです。
そのため、契約前に「報告の頻度」「連絡方法」「報告書の納期」などをしっかり確認しておくことが大切です。
まとめ:調査のたびに報告があるかどうかが、安心できる探偵の証
調査の進行状況について、しっかりとした報告があるかどうかは、探偵との信頼関係の土台になります。
「報告の頻度はどうなっていますか?」「どのタイミングで連絡をもらえるんですか?」と遠慮せずに聞いてみてください。
誠実な探偵であれば、報告スタイルや頻度について明確に説明し、あなたに合わせて柔軟に対応してくれるはずです。
調査の過程をきちんと共有してくれる探偵に出会えるよう、ぜひ事前の確認を大切にしてくださいね。