浮気調査を探偵に依頼する前に、あなたが不安に感じていることや、トラブルを避けたい気持ちはとてもよくわかります。だからこそ、依頼前に「どんな探偵か」「調査の中身はどうなのか」を事前にしっかり確認することが、満足のいく結果につながる第一歩です。
ここでは、失敗しないために探偵に聞いておくべき質問項目をわかりやすく整理しました。
1. 調査内容に関する質問
浮気調査とひとことで言っても、その中身は探偵事務所ごとに大きく異なります。以下の点を質問しておくと、どこまで調べてくれるのかが明確になります。
- 調査の方法はどのような手段をとるのか?(尾行、張り込み、GPSなど)
- 調査対象者の行動がない日でも料金は発生するのか?
- どんな場合に追加費用が発生するのか?
- 調査は何名体制で行うのか?(1人か2人かで成果が大きく変わる)
- どのくらいの時間、何日間調査するのが一般的か?
調査方法が不透明なままだと、「思っていた内容と違った」という後悔につながりやすいです。
2. 料金・見積もりに関する質問
費用のトラブルを避けるためには、どこまでが料金に含まれていて、何が追加料金なのかを最初に聞いておくことが大切です。
- 料金体系は時間制?パック制?成功報酬制?
- 表示金額に調査員の人件費や車両代、機材費などは含まれているか?
- 見積もり後に料金が増えることはあるか?あるなら、どういう場合か?
- 調査が早く終わった場合の返金はあるか?
- キャンセル時の費用はどうなるか?
納得して依頼するために、「曖昧な費用がないか?」を重点的に聞いてください。
3. 報告書・証拠に関する質問
最終的にあなたが欲しいのは「証拠」なので、それがどのように提供されるかを確認しておきましょう。
- 調査報告書の内容は?(写真・動画・時系列の行動記録など)
- 証拠写真の画質や解像度は裁判で使えるレベルか?
- 報告書の提出形式は紙かデータか?
- 報告の頻度はどうか?途中経過の連絡はあるか?
- 裁判や弁護士対応に必要な追加情報はサポートしてもらえるか?
特に「浮気の証拠として使えるかどうか」は、慰謝料請求に直結するので重要です。
4. 信頼性・実績に関する質問
調査力ももちろん大事ですが、それ以上に「信頼できるかどうか」も慎重に見極めたいポイントです。
- 調査業届出番号(公安委員会の認可番号)を持っているか?
- これまで浮気調査の実績はどのくらいあるか?
- 自社で調査を行っているのか?それとも外注が多いのか?
- 過去にトラブルやクレームはなかったか?
- 個人情報の保護体制はどうなっているか?
許認可の有無や過去の評判は、安心して任せられる探偵かどうかを判断する大きなヒントになります。
5. アフターサポートに関する質問
調査が終わったあとの「その後」の対応も非常に大切です。証拠をどう使うか、どこに相談するかも含めて確認しておきましょう。
- 調査後に弁護士の紹介はしてもらえるか?
- 慰謝料請求や離婚調停のサポートは可能か?
- 調査後のアドバイスや相談に料金はかかるか?
- 結果によって、再調査や延長はできるのか?
「報告書を渡したら終わり」ではなく、あなたが前に進むための支援をしてくれる探偵かどうかを見極めるポイントになります。
まとめ|安心して依頼するための5カテゴリ24問
浮気調査を依頼する前に、以下の5つのカテゴリで最低でも20項目以上は質問しておくと安心です。
カテゴリ | 確認すべきことの例 |
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調査の中身 | 尾行方法、GPS使用の有無、調査人数、対応時間 |
料金体系 | 料金に含まれる項目、追加費用、キャンセル料、返金の有無 |
証拠と報告書 | 写真・動画の解像度、報告書の構成、提出方法、証拠の有効性 |
実績・信頼性 | 探偵業届出番号、実績数、調査の内製/外注、個人情報保護 |
アフターサポート | 弁護士紹介、慰謝料請求支援、再調査の可否、相談体制 |
一つひとつ丁寧に答えてくれる探偵事務所なら、信頼して調査を任せやすい証拠です。逆に質問をはぐらかすような業者には、十分注意してくださいね。
不安なまま依頼してしまう前に、ぜひこのチェックリストを活用して、後悔のない選択をしてください。