「探偵が最新の機材を使うと、料金が高くなるのかな…?」と心配になりますよね。調査の精度を上げるためにハイテク機材が使われることもありますが、それが費用にどう影響するかは、実はケースバイケースなんです。
最新機材=高額ではない場合もある
まず大前提として、最新機材を使うからといって、必ずしも調査費用が跳ね上がるわけではありません。
たとえば、GPS追跡機や高感度カメラ、赤外線カメラ、超小型ボイスレコーダーといった機材は、すでに探偵業界ではスタンダードになっていることも多く、特別料金に含まれていない場合もあります。
しかし、一部のハイスペック機材やドローン、遠距離望遠カメラなど、使用にコストがかかるものは追加料金の対象になることがあります。
追加費用が発生する機材の例
探偵事務所によって異なりますが、以下のような機材の使用時には、費用が上乗せされる可能性があります。
- ドローン(空撮調査):高所からの撮影や山間部の探索に使われますが、操縦者のスキルや安全確保のため、1回あたり数万円の追加料金が発生することも。
- 高倍率の望遠レンズ・暗視カメラ:夜間調査や離れた場所の張り込みに使用。レンタルや保守費用がかかる場合、1日数千円〜1万円程度の加算になることもあります。
- 高性能GPS機器:精度の高い追跡が可能な最新モデルを使うと、利用日数に応じて1日あたり数千円程度が目安になることもあります。
使用機材にかかる費用の考え方
基本的に、機材費は調査プランの中に込みになっているか、オプションとして明記されるべきものです。
信頼できる探偵社であれば、見積もり段階で「どのような機材を使うか」「それに追加料金がかかるか」をしっかり説明してくれます。
逆に、機材名も出さずに「高性能な調査になりますので追加で数万円かかります」とだけ伝えてくるようなら、注意が必要です。
高額機材を使う調査は必要なのか見極めて
「最新機材を使えば確実に証拠が取れる」と言われると不安になってしまいますよね。でも、実際には状況に応じて最適な調査方法を選ぶことの方が大事なんです。
たとえば、浮気調査で対象者がいつも同じ行動パターンを取っているなら、高額な機材を使わなくても十分な証拠が取れる可能性があります。
逆に、警戒心が強く尾行が難しいケースや、夜間・山中・遠距離での張り込みが必要なケースなど、特殊環境下での調査に限って機材費が発生することが多いんです。
事前に「何に費用がかかるか」を必ず確認しよう
機材費の透明性は、その探偵事務所の信頼性にも直結します。契約前に、以下のような質問をしてみてください。
- 「使う予定の機材は具体的にどんなものですか?」
- 「それらは調査費用に含まれますか?別料金ならいくらですか?」
- 「その機材が本当に必要な理由を教えてください」
このような質問に対して、丁寧に説明してくれる探偵社であれば、納得して任せやすいですよね。
まとめ:最新機材=高額ではない、でも確認は必須
探偵が最新機材を使用すること自体は、調査の質を高めるうえでとても有効です。ただし、それが調査費用にどれだけ影響するかは内容次第。
「何が必要で、なぜ追加費用がかかるのか」を事前にきちんと聞くことが、無駄な出費を避ける最大のコツです。
最新機材の使用はあくまで調査成功の“手段のひとつ”。本当に必要かどうかを見極める目線を、ぜひあなたも持っておいてくださいね。