探偵に調査を依頼したあと、「今どうなってるの？」と気になっても、こちらから連絡するのはちょっと気が引ける…そんなふうに感じていませんか？
調査って秘密裏に進むものだから、中間報告なんてないのかも？と不安になる気持ち、よくわかります。
でも実は、優良な探偵社ほど「中間報告」をしっかりしてくれますし、その内容や頻度にはきちんとした目安があるんです。
ここでは、あなたが安心して依頼を続けられるように、探偵の中間報告についてわかりやすく解説しますね。
中間報告ってどんな内容が聞けるの？
探偵の中間報告で伝えられる内容は、主に次のようなものがあります。
- 調査対象者の動向（尾行状況、行動パターンなど）
- 現時点で撮影できた証拠の有無
- 調査当日の天候・混雑・交通などの影響
- 次回調査の予定や調査方針の変更案
たとえば「本日、対象者は勤務先から自宅に直帰しました。特に怪しい行動はありませんでした」など、事実を簡潔に報告してくれるケースが一般的です。
逆に、「今日は証拠が取れました。対象者が女性とホテルに入りました」など、成果があった場合にはそのポイントも明確に伝えられます。
中間報告の頻度はどれくらいが普通？
中間報告の頻度は探偵社によって異なりますが、よくあるパターンは以下の通りです。
● 毎回の調査終了後に1回
もっとも一般的なのがこの形式です。調査が終わるたびに、電話やメール、LINEなどで簡単な報告があります。
● 調査期間中に数回まとめて報告
長期契約（1週間～1か月以上など）の場合は、3～4日に1回、あるいは週1回のペースでまとめて報告するスタイルもあります。
● 緊急時・重大な進展があったときに即連絡
重要な証拠が撮れたときや、対象者が突然遠方に移動したなどのケースでは、予定に関係なく「リアルタイムで連絡」してくれる探偵社もあります。
あなたが「こまめに状況を知りたい」タイプなら、最初に希望を伝えておくといいですよ。
中間報告の方法はどう伝えられる？
報告の手段としては、以下のようなスタイルがあります。
- 電話（口頭で報告し、質問もその場でできる）
- LINEやメール（テキストで残るので見返しやすい）
- 写真や簡易動画つきのデータ共有（クラウド経由など）
「今日の尾行状況はこちらです」と写真が送られてきたり、「ホテルに出入りした映像です」とURL付きで報告がくるケースもあります。
ただし、調査の性質上リアルタイムでの映像送信はリスクもあるため、実際の証拠映像は最終報告書にまとめられることも多いです。
中間報告がまったくない場合はどうする？
中には「調査期間が終わるまで一切連絡がない」という探偵社もありますが、これには注意が必要です。
特に、調査方針が途中で変わってしまったり、対象者が行動パターンを変えてしまったりするような場合、中間報告がないと、依頼者側が何も判断できなくなってしまいます。
「調査は順調です、成果があるまでお待ちください」だけで済ませられるような対応が続く場合は、一度きちんと確認したほうがいいでしょう。
契約前の段階で「調査中の報告頻度や手段」を明確に確認しておくことが、後悔しないためのポイントです。
報告を聞くときの心がまえ：感情よりも事実を重視して
中間報告では、ときに「今日は証拠が取れませんでした」という結果を聞くこともあると思います。
そんなときにがっかりしてしまう気持ちも自然ですが、大事なのは“感情ではなく事実をもとに判断する”という冷静な姿勢です。
対象者の動向や調査の難易度によって、成果が出るまでに時間がかかることもありますし、「今日は成果なし」という報告も、ちゃんとした調査の一部です。
そういった積み重ねがあるからこそ、最終報告書の信頼性が高くなるんです。
まとめ：中間報告は「信頼できる探偵」の証です
中間報告の内容や頻度は、探偵社によってバラつきがありますが、報告が丁寧かどうかはその会社の“誠実さ”を見極める重要な材料になります。
依頼前には「どのタイミングで、どんな方法で、どの程度報告してくれるのか？」を遠慮なく質問してください。
報告があることで、あなた自身も不安を溜め込まず、冷静に調査全体を見守ることができるようになりますよ。あなたの安心と信頼のためにも、報告体制がしっかりしている探偵社を選びましょう。