探偵の夜間調査には追加料金がかかるの?

浮気や素行調査の依頼を考えているあなたが「夜に動く相手を調べてもらいたい」と思ったとき、気になるのが夜間調査に追加料金がかかるのかという点ですよね。調査対象者が夜に行動するタイプなら、調査も当然その時間帯に合わせる必要があります。でもその場合、料金はどうなるのか……しっかり確認しておかないと、あとから高額な追加費用を請求される可能性もあります。

基本的に「夜間調査には追加料金が発生する」と考えておくのが無難

多くの探偵事務所では、夜間(おおむね22時〜翌5時頃)に調査を行う場合、通常の時間帯よりも割増料金がかかるケースが多いです。理由は単純で、夜間の調査には次のようなリスクやコストが増えるからです。

  • 暗所での撮影に特別な赤外線カメラや暗視機器が必要
  • 尾行中に気づかれやすくなるため、調査員の技術が必要
  • 調査員への夜間手当や深夜移動コストの発生

たとえば、日中の時間帯が1時間あたり8,000円のところ、夜間は1時間あたり10,000円にアップするといった事務所も珍しくありません。

「パック料金」なら夜間も料金内に含まれている場合もある

ただし、パック制の料金プランを選んだ場合は、夜間調査でも追加料金が発生しないケースもあります。たとえば「調査員2名・20時間・30万円」というパックなら、その時間内であれば昼夜を問わず利用可能という仕組みです。

とはいえ、すべてのパックが夜間をカバーしているわけではないので、契約前に必ず「夜間も対応可能か?追加費用が発生するか?」を確認しておきましょう。

「夜間割増料金なし」とうたう探偵事務所もあるが…

なかには「夜間料金一切なし!」と明記している探偵事務所もあります。こうしたところは、料金体系がシンプルで明朗であることを売りにしている場合が多いですが、それでも注意点があります。

  • そもそもの基本料金が高く設定されていないか?
  • 対応時間の範囲は?(実は23時以降は対象外など)
  • 深夜は別途機材費や経費が請求される可能性は?

このように、「夜間料金ゼロ」の言葉だけをうのみにせず、契約書や見積もりに記載されている詳細を必ずチェックすることが大切です。

事前のヒアリングで「調査対象の行動時間」を正確に伝えるのが大事

夜間料金のトラブルを防ぐためにも、あなた自身が調査対象者の行動パターンをできるだけ詳しく伝えることが重要です。「だいたい仕事帰りに会ってるようです」「夜の9時以降に外出してる気がする」など、分かる範囲で具体的に伝えることで、調査時間の無駄を減らし、コストも抑えられます

また、夜間の行動がメインになるようであれば、探偵もそれに合わせた調査体制を整えてくれるため、追加費用を見越したうえで明確な見積もりを提示してもらえる可能性が高くなります。

まとめ:夜間調査は追加料金がかかるが、事前確認でトラブルは防げる

探偵の夜間調査には、原則として追加料金が発生する場合が多いです。理由は調査難易度や機材・人件費の上昇によるもので、これは業界全体の傾向です。ただし、パック制を選ぶことで追加費用なしで夜間調査が受けられるケースもあります

だからこそ、契約前に「夜間も調査してほしい」と明確に伝えた上で、追加料金が発生するのかどうかをハッキリ確認することが何より大切です。あとから「そんな説明なかった」と後悔しないよう、見積もりや契約内容をしっかりチェックしておきましょうね。

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