「探偵に依頼したらトラブルになった…」
実は、こうしたケースは意外と少なくありません。
あなたも、「高いお金を払って嫌な思いをしたくない」と思っているのではないでしょうか。
ここでは、実際に探偵調査で起きた代表的なトラブル事例と、その原因、そして未然に防ぐための対策まで丁寧にお伝えします。
「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないために、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
トラブル事例①:契約後に高額な追加請求が発生
ある女性が、夫の浮気調査を依頼したときの話です。
当初は「20万円のパック料金」と説明され、安心して契約しました。
ところが、調査終了後に届いた請求書には、「延長料」「機材費」「車両費」などの名目で追加で30万円以上が請求されていたのです。
相談者は当然驚き、交渉を試みましたが、「契約書に書いてある」と突っぱねられてしまいました。
このトラブルの原因:
・契約書の内容をきちんと確認していなかった
・曖昧な説明のまま契約してしまった
未然に防ぐには:
・契約前に「追加費用が発生する条件」を明確に確認する
・口頭の説明だけでなく、契約書を細かく読むことが必須です
トラブル事例②:調査中に対象者にバレてしまった
夫の浮気調査を依頼した女性から、「調査中に夫が“誰かに尾行されている”と気づいて、証拠が取れなかった」との相談がありました。
あとでわかったのは、探偵が初心者の調査員1人だけで尾行していたということ。
人通りの少ない場所で不自然な動きが目立ち、対象者に警戒されてしまったのです。
このトラブルの原因:
・調査体制が不十分だった
・事前の計画や経験不足があった
未然に防ぐには:
・事前に「何人で調査に入るのか」「どんな機材を使うのか」を確認
・調査実績が豊富な事務所かどうかも重要な判断材料です
トラブル事例③:調査報告書の質が低くて使えなかった
ある男性が、浮気の証拠を裁判で使うために調査を依頼。
ところが、調査後に渡された報告書は、
・日付の記載ミス
・顔がぼやけた証拠写真
・主観的な文章(「浮気をしているように見えました」など)
という、法的証拠には到底ならないような内容だったのです。
結局、弁護士からも「これでは証拠にならない」と言われ、再調査を余儀なくされました。
このトラブルの原因:
・報告書の内容や品質を事前に確認していなかった
未然に防ぐには:
・契約前に「実際の報告書サンプル」を見せてもらう
・「裁判で使えるレベルの報告書かどうか」を明確に質問するのが大事です
トラブル事例④:無許可の探偵業者だった
ネットで見つけた「格安探偵」を使った女性の話です。
最初は「1時間5,000円」「追加料金なし」と非常に安く見えました。
しかし、実際には調査もずさんで証拠も取れず、さらにあとから連絡が取れなくなり、
後日調べるとその探偵は「探偵業届出証明」を出していない違法業者だったことが判明しました。
このトラブルの原因:
・料金の安さだけで業者を選んでしまった
・届け出や営業実態をチェックしていなかった
未然に防ぐには:
・必ず「探偵業届出証明番号」があるかどうかを確認
・国(公安委員会)に届け出をしていない探偵は、そもそも違法なので絶対にNGです
トラブル事例⑤:契約後に連絡が取りづらくなった
調査を依頼してから、なかなか進捗報告が来ない…。
「今どうなっていますか?」と連絡しても、返信が遅く、調査日程も不明瞭。
結局、報告までに1ヶ月以上かかり、しかも調査結果も満足できないものだったという事例です。
このトラブルの原因:
・事前に「連絡体制や進捗報告の方法」について確認していなかった
未然に防ぐには:
・契約前に「いつ、どのように進捗報告があるか」を明確にしておく
・LINE・メール・電話など、あなたが希望する連絡手段で対応してくれるかも確認ポイントです
まとめ:トラブル回避のカギは「契約前のチェック」と「信頼できる探偵選び」
探偵とのトラブルの多くは、「調査前の確認不足」と「業者選びの甘さ」が原因です。
高額な費用を払ったあとに後悔しないためにも、以下のポイントを徹底しましょう。
- 契約内容はすべて書面で確認(口約束はNG)
- 見積もりの内訳と追加費用の有無を事前確認
- 調査方法・体制・報告書サンプルをチェック
- 探偵業届出証明があるか確認
- 連絡の頻度・手段について明確にする
「心から信頼できる探偵を見つけること」こそが、トラブルを防ぐ一番の近道です。
あなたの悩みが、安心して解決へ向かいますように。