「探偵に依頼したいけど、どの見積もりが妥当なのかわからない…」
あなたがそんな不安を感じているのは当然です。
調査内容が専門的であるうえ、料金体系も探偵事務所ごとにバラバラ。
「安ければいい」というわけでもないし、高額すぎても警戒してしまいますよね。
そこで今回は、探偵に依頼する前の見積もりの比較方法を、初心者にもわかりやすくお伝えします。
見積もり比較の前提:まずは「調査内容」を明確にする
比較を始める前に、あなたが依頼したい調査の内容をはっきりさせましょう。
- 浮気調査をしたいのか
- 失踪者の捜索を頼みたいのか
- ストーカー対策が必要なのか
これが曖昧なままだと、見積もりも各社で条件がズレてしまい、正確な比較ができなくなります。
「何を、いつ、どこまで調べたいのか?」を最初に整理しておくことが大切です。
比較すべき5つのポイント
見積もりを比較する際にチェックすべきポイントは、次の5つです。
✅ 1. 調査方法と調査時間の内訳
調査日数や時間、調査員の人数、使用機材(車両・カメラ・GPSなど)が明記されているか確認してください。
調査時間が「1日6時間×3日」なのか「パック制で30時間」なのかで、印象は大きく変わります。
✅ 2. 料金の構成が明確か
料金内訳が「調査費用」「車両費」「報告書作成費」「機材使用料」などに分かれているかをチェックしましょう。
「一式〇万円」とだけ書かれている見積もりは、後から追加費用が発生するリスクがあるので注意です。
✅ 3. 成功報酬やキャンセル料の有無
「結果が出なかった場合はどうなるのか?」、「途中キャンセルのペナルティはあるのか?」などの条件も要確認です。
成功報酬型でも「着手金」が必要なケースが多いため、事前に金額を明記してもらいましょう。
✅ 4. 報告書の内容と費用の関係
報告書の写真枚数・文章のボリューム・提出形式(紙/デジタル)などを含めてチェック。
事務所によっては「簡易報告は無料、裁判用の詳細報告は別途費用」など差があるため、報告書のクオリティも含めて判断しましょう。
✅ 5. 調査後のサポート内容
調査が終わった後に、証拠の活用方法や弁護士の紹介などのアフターサポートがあるかどうかも大事です。
価格が少し高くても、丁寧なサポートがある事務所のほうが、長期的には安心できる選択になることもあります。
比較表を作ると分かりやすい
複数社に見積もりを出してもらったら、下のような表にして並べてみるのがおすすめです。
比較項目 | A社 | B社 | C社 |
---|---|---|---|
調査内容 | 浮気調査3日間 | 浮気調査パック30h | 浮気調査2日+延長可 |
合計費用 | ¥300,000 | ¥270,000 | ¥350,000 |
車両費 | 含まれる | 別途¥30,000 | 含まれる |
成功報酬 | あり(+¥50,000) | なし | あり(+¥30,000) |
報告書 | 写真20枚+詳細報告 | 写真10枚+簡易報告 | 写真30枚+紙+USB |
サポート | 弁護士紹介あり | なし | LINE相談付き |
こうすることで、「見積もり金額の差は、どこから来ているのか?」が明確になります。
注意:安すぎる見積もりには要注意
「他社より極端に安い」見積もりには注意が必要です。
- 実働時間が極端に短い
- 調査員の数が少ない
- 経費や追加料金が後から別請求される
このようなケースは、結果的に費用が膨らんだり、調査の質が低くて証拠にならないという事態にもなり得ます。
「価格だけでなく、内容で比べる」のが、後悔しないコツです。
まとめ:見積もりの比較は「内訳」と「信頼性」を見極める目を
探偵に依頼する際の見積もり比較では、金額だけでなく調査内容・内訳・サポート体制まで含めて丁寧に見比べることが大切です。
「何を、どれくらいの精度で、どこまでサポートしてもらいたいのか」を明確にすれば、あなたにとって最適な探偵事務所が見えてきますよ。
焦らず、最低でも2〜3社に見積もりを取り、冷静に比べて判断していきましょう。
あなたの悩みを本当に解決してくれる、信頼できるパートナーに出会えるはずです。