探偵による家出人の捜索にかかる料金の相場はいくら?

「家族や大切な人が突然いなくなった…探偵に捜索を頼みたいけど、費用がどれくらいかかるのか不安…」
そんな切実な状況にあるあなたのために、家出人捜索の料金相場について、できるだけわかりやすく丁寧にお伝えしますね。

依頼内容が「浮気調査」とは違い、家出人の捜索は人命にかかわるケースもあるため、調査の性質も費用構造も少し異なります。

探偵による家出人捜索の相場は「20万円〜100万円前後」

探偵に家出人の捜索を依頼する場合、調査の規模や難易度に応じて20万円〜100万円程度が相場とされています。

この金額には、以下のような費用が含まれていることが多いです。

  • 調査員の人件費(基本は2名以上)
  • 張り込み・聞き込み・尾行などの行動調査費用
  • 情報収集やデータベース調査(過去の住所や接触人物の確認など)
  • 機材使用料(GPS・カメラなど)
  • 報告書作成費用や証拠の整理

ただし、捜索が長期に及んだり、県外や遠方への移動が発生した場合、
追加で交通費・宿泊費・車両費などの実費がかかることもあります。

難易度と緊急度によって費用が大きく変動する

家出人捜索の料金は一律ではなく、捜索の難易度や緊急性によって大きく変動します。

たとえば…

比較的短期間・情報が多いケース(費用:20万〜40万円前後)

  • 家出してから2〜3日以内
  • よく行く場所や心当たりがある
  • スマホ・SNS・通話履歴などの手がかりがある
  • 外出時の防犯カメラや移動手段が判明している

このような場合は、情報が絞れている分、調査範囲も狭まりやすく、短期集中での調査が可能です。
時間単価×日数で計算され、比較的リーズナブルに済むことが多いです。

長期失踪・居場所不明・難易度が高いケース(費用:50万〜100万円以上)

  • 家出してから1週間以上経過
  • 心当たりがほとんどなく、行き先不明
  • 電話・SNS・知人との連絡も完全に途絶えている
  • 未成年・高齢者など早急な保護が必要なケース

こういった場合は、調査期間が長くなる・全国規模での捜索が必要になる・情報提供者の聞き込みや追跡が必要になるため、費用も高くなりがちです。

また、夜間や長時間に及ぶ調査では、調査員の増員やシフト制対応が必要になり、さらにコストがかかります。

「時間制」「パック制」「成功報酬制」の料金プランの違い

家出人の捜索でも、探偵社によって以下のような料金プランが用意されています。

【時間制】

  • 1時間あたり10,000円〜15,000円程度
  • 短期集中型に向いている
  • 延長すると費用がかさみやすい

【パック制】

  • 3日間パック:30万円前後など
  • 調査日数と内容がある程度読めるときにおすすめ
  • トータルで見ると割安になるケースも

【成功報酬制】

  • 着手金+成功報酬という形
  • 着手金:10〜30万円、成功報酬:30〜70万円程度が相場
  • 「発見できたら支払う」形なのでリスクは低め
  • 成功条件(発見場所の提示、本人確認など)は事前に要確認

いずれの場合も、**契約前に「何が含まれていて、何が別料金なのか」**を必ず明示してもらうことが重要です。

公的機関と並行することで費用を抑えることも可能

探偵に依頼する前に、まず警察に相談することは非常に大切です。

ただし、警察が動けるのは「事件性がある」「未成年・高齢者・自殺の可能性」などの条件を満たす場合に限られることが多いです。
「自発的な家出」と判断されると、積極的に捜索してくれないケースもあります。

そうしたときに探偵を併用することで、より早く・広範囲に対応できるメリットがあります。

また、市区町村の福祉課や保健所、行方不明者相談センターなどの支援機関にも連絡しておくことで、費用を抑えつつ情報の幅を広げられることもあります。

まとめ:家出人捜索の費用相場は20万円〜100万円。情報の量と緊急度で変わる

探偵による家出人の捜索調査は、依頼者にとって非常に大切な決断
料金相場は、情報が多く短期で済むなら20〜40万円、情報が乏しく長期になれば50〜100万円以上が目安です。

費用を無駄にしないために大事なのは、

  • どこまで調査してくれるかの範囲を明確にすること
  • 調査プランと成功条件をしっかり確認すること
  • 警察や公的機関との連携を並行して進めること

誠実な探偵社であれば、あなたの予算や状況に合わせて、無理のないプランを提案してくれるはずです。
焦る気持ちもあるかもしれませんが、まずは無料相談で状況を話してみることから始めてみてくださいね。

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