探偵への依頼を考えているとき、「時間制料金って実際どうなの?」と気になりますよね。
調査時間ごとに料金がかかると聞くと、なんだか不安になったり、費用がどこまで膨らむか心配になることもあると思います。
でも、時間制には時間制ならではのメリットもあるので、あなたのケースに当てはまるかどうかを知っておくのがとても大切です。
時間制料金の仕組みとは?
時間制はその名の通り、「調査にかかった時間」に応じて料金が決まるシンプルな料金体系です。
たとえば「1時間あたり1万2,000円」「最低3時間から」などと設定されていて、そこに調査員の人数分の費用が加算されることが一般的です。
調査時間が少なければそのぶんコストも抑えられるため、使い方次第で効率的なプランになります。
時間制料金のメリット①:ピンポイント調査に強い
もしあなたが「火曜日の夜に必ず外出している」など、ターゲットの行動パターンを把握している場合は、時間制がぴったりです。
無駄な時間をかけず、ピンポイントで調査できるので、短時間で証拠を押さえられる可能性が高くなります。
「特定の時間に限定した尾行だけしたい」というニーズにもマッチしていて、スピード感のある調査ができます。
時間制料金のメリット②:初期費用が抑えやすい
パック制と違い、時間制は必要最低限の時間から依頼できることが多いため、まとまった費用を用意しづらいときにも助かります。
たとえば、「まずは3時間だけ試してみたい」「1日だけ調査してほしい」といった依頼にも柔軟に対応してもらえることがあります。
「とりあえず行動の確認だけしたい」という、ライトな調査の入り口として使いやすいのが特徴です。
時間制料金のメリット③:料金計算がシンプル
時間制は「調査時間 × 単価(+諸経費)」という明確な計算式なので、費用が予測しやすいのも魅力のひとつです。
事前に「1時間あたり◯円です」と明示されるため、見積もりの段階でおおよその総額を把握できます。
料金の透明性が高く、「何にいくらかかったのか分からない」という不安が少ないのも安心ポイントです。
時間制料金のデメリット①:調査が長引くと高額になる
最も注意が必要なのは、調査が予想より長引いたときの費用の増加です。
たとえば、1時間あたり1万2,000円で調査員2名を使えば、1時間で2万4,000円。これが5時間になると12万円になります。
最初は短時間で終わると思っていても、対象者の行動が読めなかったり、急な予定変更で調査が延びたりすると、料金がどんどん膨らむリスクがあります。
時間制料金のデメリット②:対象者の行動が不明だと非効率
「相手がいつどこで動くかまったく読めない」という状態で時間制を選ぶと、空振りに終わる可能性が高くなります。
張り込みや尾行をしても対象者がまったく動かなかった…という場合でも、調査時間は料金にカウントされてしまいます。
無駄な時間が増えると、そのぶん費用もかさんでしまうため、対象者の行動に関する情報がない場合には不向きです。
時間制料金のデメリット③:トータルコストが見えにくい
時間制は「1時間いくら」で計算できる反面、実際にどれだけの時間が必要かを素人が正確に見積もるのは難しいです。
「3時間で終わると思ったら、結局2日かかった」というように、結果的にパック制より高くついてしまうケースも珍しくありません。
契約前に「最長でどれくらいの時間が必要になりそうか」「追加時間が発生する場合はどうなるか」をしっかり確認しておく必要があります。
時間制料金はこんなあなたに向いています
- 対象者の行動パターンがある程度分かっている
- 調査内容がシンプルで、短時間で終わりそう
- まずは低予算で試してみたい
こうした条件に当てはまるなら、時間制は非常にコスパがよく、無駄のない選択になります。
ただし、「調査が長引きそう」「相手の動きが読めない」と感じているなら、パック制の方が安心できる可能性が高いです。
まとめ:時間制料金は“状況が読める人向け”の戦略型プラン
時間制は、条件がハマれば費用対効果が高く、非常に有効な料金プランです。
でもその反面、状況によっては高額になりやすいというリスクもあるため、「読めるかどうか」が判断基準になります。
「自分のケースには時間制が合っているのかな?」と迷ったときは、まず無料相談で状況を説明し、探偵社からプラン提案を受けてみると、最適な選択が見えてきますよ。